同志社校友会福岡支部の2013年度総会と懇親会が10月19日、福岡市のホテルで開催されました。
総会には、校友約160名、大谷實・同志社総長、同志社校友会本部の長谷川義博副会長らが出席しました。
総会では、福岡支部の藤野修平支部長が、「本日は、こんなにたくさんの校友が出席され、大変喜んでいます。これも、大河ドラマ『八重の桜』効果もあるのでしょう。これからも、校友会活動にご理解とご協力を、よろしくお願いします」などとあいさつ。
大谷総長は、「今春は、学長交代などがあったが、学内もだいぶ落ち着いて来ました。同志社ブランドを高めるためさらに一層の努力をしたい」と述べられました。
このあと、2013年度の事業報告、会計監査報告、予算案の提案などがあり、いずれも、満場一致で承認されました。
人事案の提案では、藤野支部長が、「支部長に就任して5年になります。
任期はあと一年残しておりますが、ここらあたりで後進に道を譲るべきではないかと考え、先の理事会で、後任には、副支部長として私を支えてくれた渕上章さんを推挙し、選任同意を得ました」と報告し、承認されました。
渕上章・新支部長は、「特に、若い人たちに、校友会活動への関心をどう高めてもらうようにするのか、これが私の課題だと受け止めています。どうか、ご協力を」と呼びかけました。
このあと、懇親会が開かれ、同志社女子大同窓会、関西大学福岡千里会、関西学院校友会福岡支部、立命館大学福岡県校友会の代表らも参加され、会場は200人近くに膨れ上がりました。
開会宣言に続いて出席者全員で「若草燃えて」を合唱し、連帯感が盛り上がったところで、校友お目当ての村田晃嗣・同志社大学長が、「新島襄は、大学教育が定着するまで百年、二百年かかると考えていました。そこに到達するのは、これからです。私たちは、社会に役に立つ人材というよりも、新島が理想とした良心の全身に充満した『人物』を育てていきたい」などと、力強く抱負を語られました。
このあと、校友によるギター演奏や沖縄三線が披露され、会場の雰囲気は一気に盛り上がりました。
また、会場内には、校友の吉田芳一さんが、この日のために、京都に出かけ、今出川キャンパスなどで撮影したスナップ写真100枚が、映像として流され、「おっ、良心館だ」、「明徳館だ」などと、懐かしむ声が上がっていました。