第3回クローバー懇話会を開催しました
第3回福岡クローバー懇話会を4月12日、福岡市中央区天神のテルラホールで開催しました。
福岡支部の校友をはじめ、北九州支部と久留米クラブの校友、関関立の福岡在住の方を含め、計約40人にご出席いただきました。
同懇話会は、地域交流事業の一環として同志社校友会の支援を受け、2年前にスタートしたものです。
今回の講師は、当支部の副支部長、石田美紀子さん。
福岡市の新日本総合鑑定(株)の代表取締役を務め、不動産鑑定士として北は東北から南九州まで全国を飛び回り、活躍されています。
演題は、「福岡市の不動産市況と不動産鑑定士の役割」。
講演で、石田さんは、文学部社会学科新聞学専攻で学び、アナウンサーを志望していたが、最終的には、国家資格で最難関の試験といわれる不動産鑑定士の資格を取得して現在に至るまでを、紹介していただきました。
石田さんによると、不動産鑑定士は現在、全国に8,300人、福岡県で180人(うち女性9人)とのことです。
先代の社長から、「不動産鑑定士は、足で稼ぐ新聞記者と同じだよ」と言われたことを鮮明に覚え、今も、不動産情報を求めて走り回っているといいます。
さらに、福岡市の不動産市況について、地下鉄七隈線が平成32年に博多駅延伸を目指しており、今、博多駅前が熱いと紹介。
それに対して、天神地区も、博多駅前の快進撃を座視しているわけではない。天神ビッグバンと言われる事業などで、今後、大きく生まれ変わろうとしている現況と展望を説明していただきました。
出席者の方々は、石田さんの話を熱心にメモしたり、講演風景をスナップに収めたりして関心の高さが伺えました。
石田さんは「不動産鑑定士の仕事を、広く理解していただくきっかけになれば嬉しい」と話されていました。